SEO対策をした後には必ず効果測定をするようにしてください。
順位が最もわかりやすい指標ですが、順位が上がってもアクセスやコンバージョンに変化がなければ
意味がないので、複数の効果測定指標を用意しておきましょう。
キーワードごとに予算を設定している場合には、
それぞれ採算が取れているかどうかをチェックできるようにしてください。
SEO対策の効果測定のための指標と計測方法
施策の内容に応じて以下の中からいくつか選んでみてください。計測に時間をかけ過ぎて肝心の作業や次の計画がおろそかになってしまうと本末転倒なのでツールなどを活用して数字の計測に使う時間を極力減らすようにするとよいでしょう。
順位
サイトの規模に応じた数のキーワードを選んで、順位を計測しておきましょう。自動で順位を計測するツールが多数市販されていますので、それらを使って毎日同じ時間に記録することをオススメします。毎日更新するようなサイトですと1日に2回計測することもあります。
順位を計測するうえでのポイントは、順位とアクセス数やコンバージョン数との相関です。順位があがったときにきちんとアクセスにはねかえってきているかを見て、あまり変化がないようならキーワードの選定が間違っているのかもしれません。
検索エンジンからのPV(ページビュー数)・UU(ユニークユーザー数)
検索エンジンからのPV(ページビュー数)とUU(ユニークユーザー数)を計測します。
キーワードと検索エンジンの組み合わせごとのトラフィックを調査して
順位の推移とあわせて分析します。
受けているリンクの数
linkdomain: や link: で検索したときに表示されるリンクの数を記録します。ツールを活用して毎日自動で計測していますが、最初のうちは週に1回手動で計測する程度でも参考になると思います。
更新を頻繁に行うことで毎日少しずつ自然な形でリンクが増えていくのが望ましいです。
何が主な原因なのかわかりづらい順位の変動と異なり、何か実行した結果として直接的に変化が現れる数字です。
何らかのキャンペーンなどを実施したあとにどの程度リンクが増えたのかを計測しておくといいでしょう。
成約数
サイトのゴール(成約)である購入、申込、登録、資料請求などがどの程度増えたのかを記録します。サイトによっては無料会員登録や、RSSやメルマガの登録など中間的なゴールを設定していることがあり、そちらをあわせて計測することもあります。
リピーターを増やすための施策として、メルマガ、RSS、各種ソーシャルメディアアカウントなどを用意して中間的な指標として設定し、目標の1つとするのは今後ますます重要になってくる考え方でしょう。
インデックス数
規模の大きなサイトで計測する指標です。
site:example.com
などと検索したときの数値を記録します。
現在できているページのうちのどれくらいの割合がインデックスされているかを調べて、
あまりにも率が低いようであれば、外部からのリンクが少なすぎるか、
内部リンク構造に問題があることが多いです。
流入元となっているキーワードの数
インデックス数と同様にある程度規模の大きなサイトの場合に参考になる数字です。
検索エンジンからアクセスしたユーザーが利用していたキーワードの数を見ます。
多ければ多いほどロングテールで集客できているということになります。
数万ページあるようなサイトですと、大部分のキーワードで1人しかアクセスしていません。
塵も積もれば山となる です。
サイトの目的とコンセプトを決めたら、キーワードの選定を行います。どのキーワードで上位にするかを選ぶのはSEO対策においてもっとも重要な部分です。ほとんどの場合において1つだけ選ぶのではなく複数選択していくわけですが、限られたリソースの中でどのキーワードで上位表示させて、どうサイトのコンバージョンを最大化させるかを考えます。
キーワードを選ぶときには競合の調査と分析がかかせません。競争相手のサイトを調べて、そのキーワードで上位に表示させるにはどれくらいの時間と費用がかかるのかを把握しましょう。
月間検索回数が多かったとしても、それがコンバージョンに繋がらないワードや、競争が激しくて上位に表示させるための費用がかさむワードだと費用対効果が悪くなります。月間検索回数、想定されるコンバージョン率、競争の激しさなどのバランスを考えてキーワードの選択をします。
また、競合のサイトを調べることで新規のキーワードが見つかる場合もあります。ですので、キーワードの洗い出しと競合調査を行ったり来たりしながら同時並行で行います。
このページでは競合の調査と分析を行う方法を紹介していきます。
キーワードの洗い出し
サイトのゴールが決まったら、どのキーワードで上位に表示させるかを考えます。できるだけたくさん挙げてみて、それぞれについて調べつつ、優先順位をつけていく作業を行います。
以下のようにキーワードと一緒に組み合わせて検索されそうなものを探してください。
商品・サービスのカテゴリ名
販売、購入、比較、料金、価格などの商品・サービス名と一緒に検索されそうなワード
地域
特徴(最新、初心者向けなど)
価格帯(高級、激安など)
競合はどのキーワードでSEO対策をしているか
キーワードの洗い出しが終わったら、そのキーワードで検索します。検索で上位に入っているサイトがどのようなキーワードをサイトで使っていて、どれがよく使われているのかを調べます。自分が思い浮かばなかったキーワードで競争相手がSEOしていることもありますので、そういったものをまとめていき参考にします。
また、どういうコンテンツをどのくらいのページ数用意しているのかも調べてみてください。自分のサイトでも使えるアイデアが見つかるかもしれません。
どのようなサイトからどれくらいリンクが貼られているか
SEO対策では外部リンクの質と量が重要な要素です。上位表示させたいキーワードで検索して上位に表示されるURLをリストにして、以下を入力してYahooで検索してみてください。
link:http://example.com/
そのURLにどれだけリンクが貼られているのかを調べる方法
linkdomain:example.com
そのドメインにどれだけリンクが貼られているか調べる方法。link: と違ってドメイン内の全ページが対象となります
何本リンクが貼られているかももちろんですが、どのようなリンクの集め方をしているのかも参考にします。
同じようなリンクの集め方ができそうであればメモしておきましょう。
数と質をあわせて見るのが望ましいですが、比較を簡単にするためにあえて数だけに絞って計測していき、
トップ10以内の平均を計算することで、そのキーワードで10位以内にするためにはどの程度のリンクの量が必要なのかを
推測するのに使うことがあります。
そのほかのチェックポイント
どのキーワードを狙っているのかと、受けているリンクの本数だけでなく、以下の項目をあわせてチェックすることもあります。
リンク元のサイトの質
競合のサイトにリンクしているサイトについて、ページランクやリンクを受けている本数をさらに調べることで、
リンク元の質について知ることができます。
サイトのページ数
site:example.com
と入力するとそのドメインのページが何ページ検索エンジンに認識されているのかを調べることができます。
多くのページがあるほうが有利です。競合とのページ数の差が大きい場合にはどのようなコンテンツを足していくことで
追いつくことができるのかを考えてみましょう。
ページを増やすことでニッチなキーワードでの流入が積み重なっていくので、より安定したアクセスを集めることができます。
カテゴリ登録の有無
主にYahooカテゴリに登録されているかをチェックします。